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翻訳会社を選べる トランス・ジャパン株式会社 : 翻訳関連用語集

知りたい用語をクリックすると用語の説明を読むことができます。

    • 合い見積り

      複数の業者から見積りを取ること。

      【同義/類義語】見積り合わせ
      【関連語】見積り

      【ポイント解説】
      一定金額以上の場合に合い見積りを必要とする社内的なルールを持つ会社もあります。
      最低料金を提示した業者が受注するとはかならずしも限りません。
      官公庁、地方自治体など、公的機関の場合、見積り合わせと呼ぶことが多いようです。

    • 英文和訳

      英語の文章を日本語の文章に翻訳すること

      【同義/類義語】英和翻訳、英日翻訳
      【反義/対義語】和文英訳

      【ポイント解説】
      通訳の場合、英語を日本語に通訳する場合には英日通訳といい、英和通訳とはいいません。
      これはおそらく、日本語で書かれた文章を和文とはいっても、日本語を和語とは言わないためだと思われます。
      (ちなみに和語ということばには、別の意味、大和ことばという意味があります)

    • 英訳

      ある言語から英語に翻訳すること

      【ポイント解説】
      英語から別のある言語に翻訳することではないことに注意しましょう。
      たとえば、クライアントが英文のドキュメントを日本語に翻訳してほしいときに、誤って「英訳をお願いします」と頼んだとします。これでも通常は翻訳会社のコーディネーターのほうで「(英訳と言っているけど)和訳のことだな」と気付きますから問題にはなりません。
      しかし同時にこの際、日本語で書かれたドキュメントを参考資料として渡していたとしたらどうでしょうか。気の利かないコーディネーターの場合、生じるかもしれない問題点への配慮を欠き、「英訳といわれたのだから」と確認することもなく素直に参考資料の方を英語に翻訳する手配をしてしまうかもしれません。
      「~訳」というときには、「~語に訳す」と覚えておくといいでしょう。

    • エヌ・ディー・エー(NDA:Non-Disclosure Agreement)

      情報を受けた者に対してその情報を第三者に開示しない旨の義務を課す契約のこと。

      【同義/類義語】非開示契約(書)、秘密保持契約(書)、機密保持契約(書)、守秘契約(書)

      【ポイント解説】
      企業にとって戦略上デリケートな情報が、翻訳の原文に含まれることは決して珍しいことではありません。
      クライアントが翻訳会社にNDAを要求することは、現状ではまだよくあることとまではいきませんが、知的財産に対する意識の高まりと共に増える傾向にあるように思われます。
      情報を開示するクライアントにとって翻訳の取引には危険が付き物です。日本でも過去に翻訳者が産業スパイ容疑で逮捕された事件もありました。
      すくなくとも外部に漏れては困る秘密性の高い情報を含む文書の翻訳を注文する場合には、NDA を交わしておくとよいでしょう。
      自社で作成するのが一番ですが、翻訳会社によっては自社用のひな形を備えているところもあるでしょうから聞いてみてもよいかもしれません。

    • オンライン翻訳サービス

      【ポイント解説】
      とくにオンライン翻訳サービスの場合には時間的制約が考慮されているため、実務には不十分との評を受けがちな機械翻訳にあって、さらに精度は低いものとなる。
      (e-Words の説明を一部参考にしています。)
      その一方で無料で翻訳できる大きな利点があるので、語学の苦手な人が WEB ページを訳して大体の意味を掴むなどの用途はあるのだろう。

    • 機械翻訳

      人工知能の研究成果を利用したコンピュータによる翻訳

      【同義/類義語】自動翻訳

    • 技術翻訳

      企業や公的機関などで業務上発生する翻訳業務のこと。

      【同義/類義語】産業翻訳、実務翻訳、ビジネス翻訳

      【ポイント解説】
      実際に発生する文書は、日常のビジネスレターから、マニュアル、仕様書、作業手順書、カタログ、技術/研究報告書、契約書、特許関連の文書、年次報告書、会社案内等、多岐に及ぶ。
      産業翻訳、実務翻訳、ビジネス翻訳とも呼ばれ、区別はないが、技術翻訳というときはやはりテクニカルなものに限定されるニュアンスは若干ある。
      技術翻訳は、出版物の翻訳である出版翻訳と、映画やテレビ、ビデオなどの映像翻訳を加えた、全翻訳業界の市場の中でも8~9割を占めるといわれている。

    • 機密保持契約

      情報を受けた者にその情報を第三者に開示しない旨の義務を課す契約

      【同義/類義語】エヌ・ディー・エー(NDA)、非開示契約、秘密保持契約、守秘契約

      【ポイント解説】
      「機密」保持契約も「秘密」保持契約も同じ。
      ただ元々のことばの成り立ちで言うと、機密とは、軍事機密などというように、とくに重要な秘密という意味で使われるので、ニュアンスとしては前者のほうがおっかない感じがするが、よく考えると、機密でなく通常の秘密でも漏らすなということを考えると後者のほうが厳しいはず。
      しかし、いずれにせよ契約書のタイトルで契約内容が制限されるわけではなく、契約の中身をどう定めるかなので、あくまでもニュアンスの話。
      (私家版の私見です。万一異論があればご教示下さい。)

    • 切り貼り

      クライアントから提供された原稿の図表部分など必要箇所を切り取って、翻訳後の原稿に糊付けしたりして貼りつけること。

      【関連語】トレース

      【ポイント解説】
      近年は原稿自体がデジタルデータが増えてきており、またスキャナーの普及もあり、実際に切って貼ったりするようなことはほとんど行われなくなってきていると想像されます。
      すくなくとも一昔前まではこういった作業が実際に行われていました。

    • クライアント

      翻訳会社にとってのお客さんのこと

      【関連語】ソースクライアント

      【ポイント解説】
      翻訳者が翻訳会社のことをクライアントと呼ぶかというと、そうは呼びません。
      本来は弁護士事務所などから見た顧客を指すときなどに馴染むことばです。

    • 原文(げんぶん)

      翻訳される前の、元の文章

      【ポイント解説】
      電子メールであれ、普通の紙の原稿であれ、それが FAX であれ、コピーであれ、翻訳の元となる文章が原文です。

    • 原文計算

      翻訳前の原稿を元にして翻訳料金を決める算定方法

      【反義/対義語】仕上がり計算
      【関連語】原文

      【ポイント解説】
      翻訳業界では一般に、仕上がりの文字数を元に請求ページ数を計算して、そのページ数に所定の単価をかけて請求金額が決まります。成果物の量を元に料金が決まるのはほかの文筆業と同様です。
      しかし近年は、原文の文字数を元に請求金額を算定する方法も急速に広がりつつあります。
      日本では、あるIT業界の巨大企業が原文計算を要求したことから始まったとも言われています。
      原文計算には、仕上がり計算と比較して、発注前に正確な料金がわかるという利点があります。

    • コーディネーター

      翻訳会社内部の人で、クライアントからの受注時点から、翻訳者の選定、翻訳者やクライアントとのやり取り、社内の業務スケジュールの調整、クライアントへの納品まで、ひとつの翻訳取引の全工程に関わる、さながら編集者のような役割の人。

      【ポイント解説】
      翻訳会社のほとんどは小規模であり、コーディネーターの役割はその言葉本来の意味に縛られず、多岐にわたります。受注、納品などクライアントとの窓口にもなるかと思えば、翻訳者から入稿された訳文のチェックを行ったりもするので、本来、語学力や文章センス、さらに営業センス、折衝力までが必要です。

    • 産業翻訳

      企業や公的機関などで業務上発生する翻訳業務のこと。

      【同義/類義語】技術翻訳、実務翻訳、ビジネス翻訳

      【ポイント解説】
      実際に発生する文書は、日常のビジネスレターから、マニュアル、仕様書、作業手順書、カタログ、技術/研究報告書、契約書、特許関連の文書、年次報告書、会社案内等、多岐に及ぶ。
      実務翻訳、ビジネス翻訳、技術翻訳と呼ばれるが違いはない。
      (但し技術翻訳という言い方をする場合はテクニカルなものに限定されるニュアンスはややある。)
      産業翻訳は、出版物の翻訳である出版翻訳と、映画やテレビ、ビデオなどの映像翻訳を加えた、全翻訳業界の市場の中でも8~9割を占めるといわれている。

    • 仕上がり計算

      翻訳後の原稿を元にして翻訳料金を決める算定方法

      【反義/対義語】原文計算

      【ポイント解説】
      翻訳業界では、成果物の量を元に料金が決まるのはほかの文筆業と同様、仕上がりの文字数を元に請求ページ数を計算して、そのページ数に所定の単価をかけて請求金額を決めるのが一般的でした。
      しかし近年は原文の文字数を元に請求金額を算定する方法も広がっています。

    • 実務翻訳

      企業や公的機関などで業務上発生する翻訳業務のこと。

      【同義/類義語】産業翻訳、技術翻訳、ビジネス翻訳

      【ポイント解説】
      実際に発生する文書は、日常のビジネスレターから、マニュアル、仕様書、作業手順書、カタログ、技術/研究報告書、契約書、特許関連の文書、年次報告書、会社案内等、多岐に及ぶ。
      産業翻訳、ビジネス翻訳、技術翻訳とも呼ばれるが違いはない。(技術翻訳というときはテクニカルなものに限定されるニュアンスは若干ある。)
      実務翻訳は、出版物の翻訳である出版翻訳と、映画やテレビ、ビデオなどの映像翻訳を加えた、全翻訳業界の市場の中でも8~9割を占めるといわれている。

    • 自動翻訳

      人工知能の研究成果を利用したコンピュータによる翻訳

      【同義/類義語】機械翻訳

    • 守秘義務

      職業上知りえた秘密を守る義務のこと

      【同義/類義語】守秘契約、エヌ・ディー・エー(NDA)、非開示契約、秘密保持契約

      【ポイント解説】
      実は守秘義務というのは刑法にも明記されています。
      「医師、薬剤師、医薬品販売業者、助産師、弁護士、弁護人、公証人又はこれらの職にあった者が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密」を守るべしとされています。
      さて、では前記職業に就いていない人(翻訳者など)はどうなのだろうという疑問が湧きます。
      私家版ということで法律の専門家ではないですが私見を述べますと、おそらく法的には当然に課されている義務ではないだろうと考えています。が、世の中で不文律として存在しているのが、より広い「職業上」の守秘義務だろうと思います。
      法的に万全を期したい場合には別途 NDA を交わすのがよかろうと考えます。

    • ソースクライアント

      ひとつの翻訳案件において俗に孫請けと呼ばれるような二次受注の関係が存在するようなとき、一次発注者、すなわちその翻訳を発注した大本のお客さんのことを指します

      【関連語】クライアント

    • ソース言語

      ある言語から別のある言語に翻訳するとき、元(source)のほうの言語をソース言語という。

      【反義/対義語】ターゲット言語

      【ポイント解説】
      たとえば、英語から日本語に訳すのであれば、英語がソース言語。
      一方、日本語のほうはターゲット言語という。

    • ターゲット言語

      翻訳後の言語

      【反義/対義語】ソース言語

      【ポイント解説】
      たとえば、英語から日本語に訳すのであれば、日本語がターゲット言語。
      一方、この場合の英語のほうはソース言語という。

    • チェッカー

      翻訳者から入稿された訳文をチェックする役割の翻訳会社内部の人

      【ポイント解説】
      かならずしも翻訳会社には専業のチェッカーがいるわけではなく、コーディネーターやオペレーターがチェッカーの業務を行っているところも多い。誤脱字や訳抜けといった簡単なところから、文法上の誤りや読みやすさ等にまで及ぶ。
      外国語の文書をチェックする場合でその言語の母国語話者(ネイティブ)が行う場合はとくにネイティブチェックという。

    • テキスト(プレーンテキスト)

      文字、文字データ

      【反義/対義語】バイナリデータ

      【ポイント解説】
      テキストは機種やシステムを選ばず多くの人の環境で共通して利用できる。
      ましてや翻訳の場合には純粋に原文と訳文の受け渡しだけで足りることも多く、データの受け渡しによく使われる。
      ほかに RTF や MS ワードも広く使われているがもっとも無難なのがテキストと言える。
      純粋に文字の情報だけであり、レイアウトの情報はもちろんのこと、字飾りやフォントなどの情報は含めることはできない。

    • 登録(翻訳者登録)

      一般に翻訳会社はクライアントから入った翻訳の仕事をフリーの在宅翻訳者に発注するが、各翻訳会社が保有する外注先の翻訳者のリストに新しい翻訳者を加えることを登録という。

      【関連語】登録翻訳者

      【ポイント解説】
      具体的には、翻訳者の住所、氏名、得意分野、翻訳可能言語等の必要情報が登録される。
      一般に登録自体は、別途に専属契約等を結ばない限りは、法的性格のあるものではなく、多くの翻訳者が複数の翻訳会社に登録しているのが現実である。
      各翻訳会社はある翻訳者を登録するかどうかを決めるのに、トライアルと呼ばれる独自の登録試験を行うのが一般的である。(トライアル)

    • 登録翻訳者

      一般に翻訳者は翻訳の仕事を翻訳会社を通して受注するため翻訳会社に住所氏名等が登録されていなければいけないが、翻訳会社に登録されている翻訳者のことを登録翻訳者という。

      【同義/類義語】翻訳スタッフ
      【関連語】登録

      【ポイント解説】
      登録自体に法的拘束力はなく、別途に専属契約等を結ぶのでなければ、翻訳者は複数の翻訳会社の登録翻訳者となることができ、またそれが一般的である。
      ただし一般的には翻訳者側が自由に登録できるというのではなく、翻訳会社が各自でトライアルと呼ばれる登録試験を行って登録の可否を決めるのが通常である。

    • トライアル

      1.翻訳会社が主に外注先として在宅フリー翻訳者を募集して行う登録試験で、あらかじめ分野別に用意してある原稿を応募者に配布し、実際に翻訳をやってもらいその翻訳の実力を見て、登録するかどうかを決める。
      2.翻訳依頼者が翻訳会社に、その翻訳会社に発注してよいか見極めるために、初回の取引の前に無料で、または初回の取引の時に割安で、試しに短い翻訳をやってもらうこと。

    • トレース

      元の図表を下絵として上から写し取ることです。
      近年ではソフトウェアを使用してデジタルデータ化するのが常識です。

      【ポイント解説】
      翻訳会社などでも有料で対応してくれるところもあります。
      ちなみに綴りは trace(後を追う、辿る、なぞる)で、意味もそのままです。

    • ネイティブチェック

      外国語に訳された文書を、その外国語を母国語とする者(native person)の手で適切で正確な訳文に校正して仕上げること

    • 納期

      締め切りの期日

      翻訳会社がクライアントに成果物を納品する約束の期日。翻訳者が翻訳会社に訳稿を納品する約束の期日。

    • 番号処理

      図の部分の翻訳の処理の仕方。原文と訳文の対応をわかりやすくするために広く行われている最も一般的な方法。

      図のなかの翻訳必要部分は、規則的に並んでいるわけではありません。ですので、訳文をべた打ちで納品するだけだと、どの部分の訳がどの部分の原文に対応しているものなのかわかにくい場合があります。
      そうした場合に、元の原稿(もちろんコピーでも)の、単語や句など、まとまった部分ごとに番号を振り、それに対応する訳にも同じ番号を振って、対応がわかるようにして納品するやり方を番号処理といいます。

      【ポイント解説】
      元の原稿に番号を振る作業は翻訳会社側が行ってもよいですし、慣れてくればクライアントが、番号処理であることの明確な指示にもなりますから、ふってあげておくこともあるでしょう。

    • 非開示契約

      情報を受けた者に対してその情報を第三者に開示しない旨の義務を課す契約のことで、エヌ・ディー・エー(NDA:Non-Disclosure Agreement)のこと。

      【同義/類義語】NDA(Non-Disclosure Agreement)、秘密保持契約、機密保持契約、守秘契約(あるいは守秘契約書)

      【ポイント解説】
      NDA(Non-Disclosure Agreement)の日本語訳。
      秘密保持契約等でも良いが、より直訳に近いこの訳もよく目にする。

    • ビジネス翻訳

      企業や公的機関などで業務上発生する翻訳業務のこと。

      【同義/類義語】産業翻訳、実務翻訳、技術翻訳

      【ポイント解説】
      実際に発生する文書は、日常のビジネスレターから、マニュアル、仕様書、作業手順書、カタログ、技術/研究報告書、契約書、特許関連の文書、年次報告書、会社案内等、多岐に及ぶ。
      産業翻訳、実務翻訳、技術翻訳とも呼ばれるが違いはない。
      (技術翻訳というときはテクニカルなものに限定されるニュアンスは若干ある。)
      ビジネス翻訳は、出版物の翻訳である出版翻訳と、映画やテレビ、ビデオなどの映像翻訳を加えた、全翻訳業界の市場の中でも8~9割を占めるといわれている。

    • 秘密保持契約

      情報を受けた者にその情報を第三者に開示しない旨の義務を課す契約

      【同義/類義語】エヌ・ディー・エー(NDA)、非開示契約、機密保持契約、守秘契約

      【ポイント解説】
      「機密」保持契約も「秘密」保持契約も同じ。
      ただ元々のことばの成り立ちから受けるニュアンスを言うと、機密とは軍事機密などというようにとくに重要な秘密という意味で使われるので、おっかない響きはある。
      しかし逆に、考えてみると、秘密保持契約は機密ではなく通常の秘密でも漏らすなという契約だからより厳しいのかと考えるのも道理に適う。
      が、もちろん、実際は差異はなく、ニュアンスの話。契約の中身がどう定められるかの問題であって、そもそも契約書のタイトルで契約内容が制限されることではない。

    • フィードバック

      翻訳の取引が終わった後で、次回以降の取引のために、改善すべき点、注意点などを、クライアントが翻訳会社に、あるいは翻訳会社が翻訳者に伝えること。またはその内容。

    • プルーフリーディング

      文法、語法、内容等、文章に間違っている箇所がないか、その状態で仕上げてしまって構わないか、主に最終段階で、チェックすること。

      【同義/類義語】校閲

      【ポイント解説】
      プルーフリーディングは最後の仕上げの段階でのチェックを指し、リライトより後ろに来るプロセス。
      リライトというときは校正すべき点の存在が前提となっているのに対し(これは write とあることを考えるとわかりやすい)、プルーフリーディングというときは、少なくともその時点でまだ多くの改善点、修正点が残っていることは想定されていない。読んでOKなら完成という段階。

    • 分納(ぶんのう)

      翻訳成果物の全部を、約束した期日までに一度に納品するのではなく、複数回に分けて納品すること

      【ポイント解説】
      なぜその必要性があるかといいますと、大きな案件の時などには、たとえば途中で一部分でも納品してもらうことにより最終的なレイアウトや校正作業に取りかかれるわけです。
      分納は翻訳会社からクライアントへの納品ではあまり一般的ではなく、別段の事情があるか、よほど大きな案件でもない限り行われません。一方、翻訳者から翻訳会社への納品(入稿とも)では割とよく行われます。
      この場合、複数名の翻訳者に手配している場合がありますから、前記の理由の他にも文体や用語などを統一するなどの仕事がありますから、分納で早め早めに仕上がってきた方がいいのです。

    • 翻訳会社

      企業・官公庁などから注文される翻訳の仕事を請け負う会社

      【同義/類義語】翻訳エージェンシー

      【ポイント解説】
      一般には、フリー翻訳者を分野別、言語別などに分類して数十人から数百人単位で登録しておき、企業など翻訳依頼者から翻訳の注文が入ったときに内容に適当な翻訳者を選定して手配する。
      なお、翻訳の業界は産業翻訳、出版翻訳、映像翻訳の3つに大別されるが、翻訳会社は産業翻訳の業界のキープレーヤー。
      一般に出版翻訳、映像翻訳には関わらない。

    • 翻訳業界

      翻訳の業界。翻訳の対価としての翻訳料が発生する業界。

      【ポイント解説】
      翻訳の手段による分類では、人間翻訳と機械翻訳に分けられる。
      翻訳の対象による分類では、産業翻訳、出版翻訳、映像翻訳に分けられる。
      ある調査によると2006年末までに世界の人間翻訳市場は57億ドル規模(機械翻訳市場は1億1,700万ドル規模)になると予測される。
      日本の信頼できる統計や予測資料等は存在しないが、諸説あるものの国内では大体2000億円程度の市場規模と見られる。
      今後も、経済のグローバル化とインターネットの普及により発展が予測される。

    • 見積り合わせ

      複数の業者から見積りを取ること。

      【同義/類義語】合い見積り

      【ポイント解説】
      合い見積りと同じ意味だが、公的機関の場合には見積りあわせと呼ぶようである。

    • 訳抜け(やくぬけ)

      本来訳されていなければならない箇所が、訳されていないこと。またはその箇所。

    • リライト

      より読みやすく、より正確な翻訳文に校正すること。書き(write)+直す(re)こと。

      【同義/類義語】校正
      【関連語】プルーフリーディング

      【ポイント解説】
      外国語のリライトは通常その対象言語のネイティブ(母国語とする者)が担当し、ネイティブチェックと呼ばれる。
      プルーフリーディングと混同されやすいと思うが次のように区別する。
      プルーフリーディングは最後の仕上げの段階でのチェックを指し、リライトより後ろに来るプロセス。
      わかりやすく言うと、リライトというときは、改善点があって書き直す作業があることが想定されている。
      (これはwriteとあることを考えるとわかりやすい。)
      プルーフリーディングというときは、reading とあることからもわかるように、少なくともその時点でたくさんの改善点、修正点が残っていることは想定されていない。読んでOKならそこで完成となる。

    • ローカライズ

      ソフトウェアのマニュアルなどを現地の(=local)言葉に翻訳すること。
      名詞の言い方で、ローカリゼーションともいう。

    • 和文英訳

      日本語の文章を英語の文章に翻訳することです。和英翻訳、または日英翻訳ともいいます。
      日本語を英語に通訳する場合には日英通訳といいます。

      【同義/類義語】和英翻訳、日英翻訳
      【反義/対義語】英文和訳

      【ポイント解説】
      通訳の場合、日本語を英語に通訳する場合には日英通訳といい、和英通訳とはいいません。
      これはおそらく、日本語で書かれた文章を和文とはいっても、日本語を和語とは言わないためだと思われます。
      ちなみに和語ということばも別の意味(大和ことばという意味)で存在します。

    • 和訳

      ある言語の文章を日本語の文章に翻訳すること

      【ポイント解説】
      日本語から別のある言語に翻訳することではないことに注意しましょう。
      「~訳」というときには、「~語に訳す」と覚えておくといいでしょう。

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